信じることに疲れたイノベーターたち
イノベーターとは誰か
イノベーターとは、世の中にとっての理想が見えている唯一の人。
まだ形になっていない未来を感じ取り、そこに向けて歩みを始める存在です。
しかし、その歩みは孤独で、正解のない毎日の繰り返し。
理解者は少なく、仲間も限られる。
だからこそ、内側との対話を続けながら、自らを支えに進むしかありません。
信じて進むことの反復
イノベーターは「信じて進む」ことを、一度や二度ではなく、数え切れないほど繰り返します。
時には一日の中で何度も。
再スタートは特別な出来事ではなく、日常に埋め込まれた習慣のようなものです。
先輩は「すべてのイノベーターが一度は通る道だ」と言う。
でも実際は、一度ではなく、何十回、何百回と繰り返される道のりです。
内側に向けない瞬間
使命感で動いているから、基本的には疲れを感じにくい。
「仕事を仕事と思わない」くらいに没頭し、進むこと自体が喜びでもあります。
それでも――効かないときがある。
いつもなら自然にできる内側との対話に、気持ちが届かないとき。
「いたわる」「整える」ことを続けてきたからこそ、その習慣すら届かなくなる瞬間が訪れる。
そういう時だけ、心が揺らぐのです。
イノベーターは勢いや信じる力が強い分、普通の人が簡単にできることが難しかったり、繊細な一面があったり、抜け落ちていることがあります。だから器用に進められない。
けれど状況を客観視する目はあるから、自分を何回も疑い、そして何回もプラス1回信じる。その繰り返しで進んでいくのです。
仲間に優秀な人がいて感謝していても、寄り添いすら効かない時がある。
一人でいる時にしか抱かない葛藤があり、そこで乗り越え続ける。
その姿を自分だけが知っているからこそ、「自分を信じる力」がさらに深まっていきます。
言葉では支えられないとき
「自分を信じて」
「よくやっているよ」
「肩の力を抜いて」
そんな言葉はもう、何度も自分に言い聞かせてきたでしょう。
だから、人に言われたいわけではない。
むしろ、言葉を必要としないときがある。
一人でいたいわけではない。
でも、寄り添いすら、届かないことがあるのです。
時には、こう思うこともあります。
「自分が果たさなくても、誰かがやるかもしれない」
「ここで止まってもいいのかもしれない」
それは諦めではなく、ただ心の奥底で生まれる感覚。
再スタートは自分との対話の中で
イノベーターは、何度でも再スタートを切ります。
それは他人の期待に応えるためではありません。
理想を見据えているのは自分だけだからこそ、他人に期待される理由すらない。
再スタートを選ぶのは、すべて「自分との対話」の中で。
だからこそ、誰にも理解されない感覚を抱えながらも、歩み続けるのです。
さいごに
ここに書いたことは、挑戦を続ける人なら誰もが一度は味わう感覚かもしれません。
いや、一度ではなく、何十回、何百回と繰り返されるものかもしれない。
そんなあなたに、特に伝えたいことはありません。
すでにあなた自身が分かっていることだから。
それでも――もしこの葛藤に共鳴するなら。
MBDGs Collegeは、その孤独に「小さな余白」をもたらす場所になるかもしれません。
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