MBDGsの企業研修
「人の“心の在り方”が、組織の未来を変える。」
MBDGs(Mind-Based Development Goals)は、社員一人ひとりの“心の土台=自己存在感”を整えることで、主体性・信頼・創造性を引き出し、持続可能な組織変革を実現するプログラムです。
▶︎ MBDGsとは
なぜ今、“自己存在感”が必要なのか
多くの組織が、「モチベーションを上げる」「スキルを高める」施策を行っています。しかし、根底にある「自分は存在してよい」「自分には価値がある」という感覚が欠けていると、人は自ら動くことも、他者と真に協働することもできません。
MBDGs研修は、社員一人ひとりが“存在の安心感”を取り戻し、そこから生まれる内発的な力で、チーム・組織を動かすことを目的としています。
MBDGsが育む3つの力
1.自己存在感
どんな状況でも、自分の内側の価値を見失わず、他者や社会と関わる力を育てます。
自分の存在を信じられることは、あらゆる行動・判断の基盤となります。心の安定が生まれることで、他者への信頼も自然と育まれます。
2.主体性
他者との関係性の中で、自分の内側の意志を起点に動く力を養います。
「自分で考え、自分の言葉で伝える」経験を重ねることで、環境に左右されない判断力と行動力が磨かれます。
3.創造的成長
成果や幸福だけでなく、「個人と組織がともに活きる」状態を目指します。
自己存在感と主体性を基盤に、他者・社会・未来へと力が広がる生き方を育みます。
研修の特長
心理的安全性を“自分の中”から築く
心理的安全性は、他者の言動ではなく「自分の内側の安定」から始まります。
MBDGsの研修では、相手に合わせる前にまず自分自身を理解し、自分の存在を認めることから関係づくりを学びます。
自分の中に「安心の基盤」ができると、チーム内でも自然に他者への配慮や共感が生まれ、結果的に職場全体の信頼が深まっていきます。
行動科学と哲学を融合した独自設計
MBDGsは、心理学や行動科学の知見に加えて、東洋的な心の理解を統合した独自メソッドです。
理論だけに偏らず、受講者の「体験」を通して気づきを引き出し、自らの行動原理を再発見できるように構成されています。
研修では、対話・内省・アクションのサイクルを繰り返すことで、理解が「知識」から「実践」へと定着していきます。
個人の変化が組織に波及する設計
一人の内面的な変化は、やがて周囲の関係性を変え、組織の空気を変えていきます。
MBDGs研修では、個々の学びをチーム全体の価値観や行動基準に転換できるように、振り返りと共有の時間を重視しています。
個人が自分の存在を信頼できるようになると、チーム全体が自発的に動き出し、組織が「人が活きる文化」へと変わっていきます。
研修メニュー一覧
社員教育の基礎から、実践スキル、ホスピリティ、グローバル対応まで、「心の在り方 × 行動スキル」を体系化しています。
基礎力を育む研修
社会人としての「心の土台」を整える研修です。
単なるマナーやスキルの習得ではなく、自分がなぜ働くのか、どんな価値を提供したいのかを問い直しながら、社会人としての姿勢と在り方を身につけます。
自分を理解し、他者を尊重するマインドを育むことで、どんな職場でも信頼される人材としての第一歩を築きます。
| 研修名 | テーマ例 | 時間 | 日数 |
|---|---|---|---|
| 社会人基礎力 | 社会人としてのマインド(自己認識・主体性・ビジョンの形成) | 3.5h | 0.5日 |
| 生涯ビジネスマナー | 礼節と他者尊重のマインドから学ぶ接遇・顧客対応・印象形成 | 3.5h | 0.5日 |
❓生涯ビジネスマナーとは
ビジネスマナーを“自分で決めて動く基礎”も同時に学ぶ研修です。マナーの型を覚えるだけでなく、状況や相手に合わせて、自分で考え、判断し、行動できる力を育てます。そのため、どこへ出ても、時代とともにマナーの形が変わっても、自信を持って“生涯にわたって通用するマナー”を発揮できるようになります。
実践力を高める研修
職場の現場で実際に成果を上げるための「行動力」を育てます。
コミュニケーションや報告・相談・調整といった基本スキルを、単なる手法ではなく“信頼関係を築く行為”として再定義します。
相手の立場を理解し、言葉に思いや意図をのせて伝えることで、関係性の質を高めることを目的としています。
| 研修名 | テーマ例 | 時間 | 日数 |
| ビジネスコアスキル | 自己理解と他者理解に基づく信頼型コミュニケーション | 3.5h | 0.5日 |
| ビジネスメールと敬語基礎力 | 言葉の背景にある“意図”と“敬意”を伝える文面力 | 3.5h | 0.5日 |
❓敬語基礎力とは
敬語基礎力とは、単に言葉遣いの知識を身につけることではなく、相手と場の状況を読み取り、自分の判断で最適な表現を選べる力です。「正しい言葉」を探すのではなく、「相手を尊重しながら、自分らしく伝える」ための感性と判断力も同時に育てます。
ホスピリティと信頼を育てる研修
相手の立場に立ち、心を通わせながら信頼を築く力を磨きます。
ホスピリティとは「やさしさ」ではなく、「相手の尊厳を理解し、尊重する態度」です。
この研修では、日々の小さな対応の中に“信頼を生む在り方”を育て、顧客満足だけでなく、社員同士の関係性の質も高めます。
| 研修名 | テーマ例 | 時間 | 日数 |
|---|---|---|---|
| ホスピリティ マインドと実践 | 相手の尊厳を大切にする“心の在り方”から始まるホスピリティ | 7h | 1日 |
| ホスピリティ対応・CSスキル | 顧客との信頼関係を築くマインドセットと行動習慣 | 7h | 1日 |
グローバル人材を育てる研修
多様な価値観や文化の中でも、自分を失わずに他者と協働できる力を養います。
MBDGsの研修は、単なるグローバルコミュニケーション研修ではなく「違いを受け入れ、共に成果を創るための心のあり方」から育てます。
異文化理解を通して、自分の中の思い込みを手放し、世界の多様性の中で自分を活かす力を引き出しながら、コミュニケーション力を実践形式で高めます。
| 研修名 | テーマ例 | 時間 | 日数 |
|---|---|---|---|
| 異文化理解と受容力 | 自他の違いを尊重し、共に働くためのマインドと対話力 | 3h | 0.5日 |
| 英語コミュニケーション | 言語を超えて「意図」を伝える英語表現とマインドセット | 3h | 0.5日 |
| グローバルCS対応 | 異文化顧客へのホスピリティ行動と共感的対応力 | 3h | 0.5日 |
| 英語トラブル(クレーム)対応 | 感情の安定と信頼回復のためのマインドリーダーシップ | 3h | 0.5日 |
| グローバル組織づくり | 個人と組織のビジョンをつなぎ、多様性を力に変える組織文化形成 | 3h | 0.5日 |
▶︎ 教育の様子はこちら
導入までの流れ
- ヒアリング:組織課題・現状・目指す姿を丁寧に共有します。
- プログラム設計:御社の理念や文化に沿って研修をカスタマイズします。
- 研修実施:対面・オンライン・ハイブリッドに対応します。
- フォローアップ:行動変化と内面変化の両面をサポートします。
研修後の学びを継続するフォローアップには、個人・チーム単位で活用できる学習コミュニティ「MBDGs College」をご用意しています。
▶︎ MBDGs Collegeを見る
多くの企業・学校で導入いただき、受講者の方々からは、「自分の言葉で話せるようになった」「チームの雰囲気が変わった」などの声が届いています。
▶︎ 実際の受講者の声を見る
料金の目安
・半日研修(3〜4h):20〜40万円程度
・1日研修 (6〜7h):40〜80万円程度
※人数・内容・開催形式により変動いたします。
まずは課題やご希望を伺い、最適なプランをご提案いたします。
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よくある質問
Q:MBDGs研修は他の研修と何が違いますか?
A:知識やスキルだけでなく、「心の在り方」から変化を生み出す点が特徴です。社員の内面の安定が、組織全体の活力につながります。
Q:研修はオンラインでもできますか?
A:はい。オンラインでも可能ですが、対面でのオフライン研修をお勧めしています。
Q:研修後のフォローはありますか?
A:はい。研修後1~2ヶ月後を目安に人事担当者様とお話し、変化の定着を支援します。
代表講師
平野 麻紀子
一般社団法人MBDGs 代表/MBDGs開発者
- ANAに18年間勤務。チーフパーサー、採用・社員教育・グローバル研修担当として、国内外の多様な人材育成に従事。世界各国のスタッフ育成を通して、「スキルや知識だけでなく、心の在り方が行動を決定づける」ことを実感。
- その経験から、心の根幹にある“自己存在感”を起点とした教育プログラムMBDGsを開発。
- 大学・企業・自治体での研修や講義を通じて、主体性・信頼・創造性を育む教育に取り組んでいる。
- 2026年6月刊行予定の米国Wiley社による最新リーダーシップ書籍では、「リーダーシップの前提となるマインド構築法」としてMBDGsの特集が決定。
・2023年「Asia’s 100 Women Power Leaders」受賞
・2024年 英国貴族院にて「Global Leaders Award」受賞 (受賞記事)
お問い合わせ
組織を支えるのは、“人の心の在り方”から。MBDGsは、貴社のビジョンに共に向き合う伴走型パートナーです。
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