学校向けプログラム
MBDGs(Mind-Based Development Goals)は、学生が自分の内側にある“存在の価値”を自覚し、
そこから主体性・協働力・創造性を育むための教育プログラムです。
中学・高校・大学・専門学校・学習塾まで、成長段階に合わせて設計されたワークショップや授業を通じて、
「自分らしく活きる力」を実践的に育てていきます。
MBDGsは、単なるキャリア教育や自己分析を超え、
「なぜ学ぶのか」「なぜ働くのか」を自分の存在から理解する新しい教育モデルです。
▶︎ MBDGsとは
なぜ今、“自己存在感”が必要なのか
多くの組織が、「モチベーションを上げる」「スキルを高める」施策を行っています。
しかし、根底にある「自分は存在してよい」「自分には価値がある」という感覚が欠けていると、人は自ら動くことも、他者と真に協働することもできません。
MBDGsは、生徒一人ひとりが“存在の安心感”を取り戻し、そこから生まれる内発的な力で、行動・成長・チーム作りをすることを目的としています。
MBDGsが育む3つの力
1.自己存在感
どんな状況でも、自分の内側に価値を見いだす力です。
MBDGsでは、「人に認められて初めて自信が持てる」ではなく、「自分で自分を信じる」ことを出発点とします。
この力が育つことで、学びや挑戦への意欲が自然に湧き、困難な状況でも折れにくい心の軸が育ちます。
自己存在感は、すべての学びと人間関係の土台になる力です。
2.主体性
他者との関係性の中で、自分の考えや意志をもって行動する力です。
MBDGsのプログラムでは、「言われたからやる」から「自分で考えて動く」へと、行動の質を変えていきます。
自分で決め、自分で責任を取る経験を積むことで、失敗や迷いも学びに変えられる力が育ちます。
主体性は、進路選択や社会参画の基礎となる、生きる力の中心です。
3.創造的成長
成果や評価だけでなく、「自分と他者がともに成長していく」視点を育てます。
自分の強みや個性を生かしながら、他者と協働し、新しい価値を生み出す力を育みます。
知識やスキルにとどまらず、心の成熟や感受性の広がりを通して、学びが人生に深く根づくプロセスを重視します。
創造的成長は、次世代を担うリーダーシップや探究型学習の基盤になる力です。
MBDGs教育プログラムの特長
心理的安全性を“自分の中”から育てる
MBDGsの教育では、安心できる環境を「外から与えられるもの」ではなく、「自分の内側から生み出すもの」として育てます。
他人の評価や比較ではなく、自分自身を認め、信頼できる状態をつくることが、学びと挑戦の第一歩です。
自分の中に安心の基盤ができると、他者と協働しやすくなり、クラスやチーム全体の信頼関係も自然に深まっていきます。
行動科学と哲学を融合した独自設計
MBDGsは、心理学や行動科学などの理論に基づきながらも、単なる知識の理解で終わらないように構成されています。
ワークショップでは、実際の体験を通して気づきを引き出し、自分の行動や思考の“なぜ”を見つめ直す力を育てます。
生徒自身が考え、感じ、行動し、そこから学びを言語化するプロセスを大切にしており、理解が「知識」から「生きる力」へと定着していきます。
個人の変化がクラスや学校全体に広がる設計
一人ひとりの内面的な成長は、やがてクラスや学校全体の雰囲気を変えていきます。
MBDGsのプログラムでは、自己理解を深めた生徒がチーム活動や学校生活の中でその力を活かせるように、振り返りと共有の時間を重視しています。
個人の気づきが周囲に伝わり、互いを認め合う風土が広がることで、学校が“人が活きる場所”へと変わっていきます。
プログラム
大学・専門学校向け
グローバルイノベーターマインドセット
国際的な視野を持ち、変化の時代を自分らしく切り拓く力を育てます。ワークショップでは、自分の価値観・ビジョン・社会とのつながりを見つめ直しながら、“行動する知性”と“人間としての軸”を築きます。経営専門職大学などで実施されている人気プログラムです。
アントレプレナーシップ in 英語
英語で学ぶ起業・リーダーシッププログラム。海外大学のPBL(Project Based Learning)の手法を用い、学生が英語で企画・発表・議論を行います。語学力だけでなく、グローバルに通用する表現力・共創力・プレゼン力を磨きます。
MBDGsワークショップシリーズ(1〜2年生向け)
大学1〜2年生を対象に、主体性・ビジョン・多様性・協調性などをテーマにした6回シリーズのワークショップです。自己理解から他者理解へ、そしてチームで成果を出す力へと段階的に成長を促します。就活前の早い段階で“自分軸”を形成し、自ら進路を選び取る力を育てます。
高校・中学向け
主体性を育むMBDGsワークショップ
高校1年生から2年間をかけて行う、6回シリーズの成長プログラムです。学力や進路選択だけでなく、「自分の意志で動く力」「他者を尊重しながら協働する力」を育てます。自己存在感を基盤に、将来に向けた“心の体力”を育む内容です。
アスリートマインドセット(部活動支援プログラム)
スポーツや部活動に打ち込む生徒のための特別プログラムです。成果や勝敗に左右されず、自分の存在を信じる“心の強さ”を育てます。プレッシャーや不安の中でも、自分を支える精神的基盤をつくり、挑戦を楽しめるアスリートマインドを養います。
学習塾・教育関係者・保護者向け
生徒向けワークショップ
塾・予備校などでの進路支援やキャリア教育に合わせて実施可能なプログラムです。生徒が「勉強の目的」を自分の中に見いだし、学ぶ意欲を内発的に高める構成になっています。全6回シリーズでは、自己理解・主体性・協調性・ビジョン形成を段階的に学びます。
教員・講師向けセミナー
教育現場で生徒を支援する立場の先生方を対象に、「教えすぎず、引き出す」指導法や、MBDGsの“自己存在感”をベースにした関わり方を学びます。生徒が安心して挑戦できる心理的な環境づくりをサポートします。
保護者向けセミナー
思春期の子どもとどう関わるか、親として何を支えるべきかを考える時間です。「見守る」「信じる」「支える」ための心のあり方を整理し、家庭でのコミュニケーションや信頼関係づくりに活かせる内容になっています。
▶︎ 教育の様子はこちら
導入までの流れ
- ヒアリング: 学校の教育方針・生徒の現状・目的を共有
- プログラム設計: 学年・時期に合わせてカスタマイズ
- 実施: 対面形式
- 振り返り: 生徒・教員・保護者へのアンケートを通して成果を可視化
実施イメージ
まずは学校の目的・課題・時期に合わせて最適なプランをご提案します。
内容・学年・実施形態・規模によって変動します。
会場や費用についてはご相談ください。
・1コマ(90分×1回)
・シリーズプログラム(1回2時間×全6回)
・講演会(60分)
・セミナー(90分)
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講師紹介
平野 麻紀子
一般社団法人MBDGs 代表/MBDGs開発者
- ANAで18年間勤務し、社内教育・採用・国際人材育成に携わる。
- その後、大学・企業・行政でMBDGsを基盤とした教育プログラムを展開。
- 学生や教員、企業研修参加者から「自分を信じられるようになった」「人との関わり方が変わった」との声が寄せられている。
- 2026年6月刊行予定の米国Wiley社による最新リーダーシップ書籍では、「リーダーシップの前提となるマインド構築法」としてMBDGsの特集が決定。
・2023年「Asia’s 100 Women Power Leaders」受賞
・2024年 英国貴族院にて「Global Leaders Award」受賞 (受賞記事)
受講者の声
実際にプログラムを受講した学生・教員・保護者の声をご紹介しています。
学びの変化、心の変化、チームでのつながりなど、MBDGsの教育効果をご覧ください。
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お問い合わせ
教育を支えるのは、“人の心の在り方”から。MBDGsは、貴校のビジョンに共に向き合う伴走型パートナーです。
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